就職活動Info

そもそも自己分析とは何かというと「自分がどんな人間であるかを相手に分かりやすく伝える」
ために行うものであって、あれこれと自分自身を分析してみることではありません。
自己分析に関してはさまざまな本やサイトがあり、
そこには「自己分析→適性が分かる→業界・職種の決定」と書かれています。
しかし、こういったことに学生の多くが違和感を感じているからこそ
「自己分析は苦手、やりたくない、でも自己分析をやらないことには始まらないらしいし・・・」
という風に悩むのではないでしょうか。

“就職観(職業観)”は誰にでももともと備わっているものではありません。
ほとんどの人が就職活動を始める時期になって初めて「働くということ」をリアルに考えるようになるのです。
就職活動を始める前に業種や職種を絞らなければと思うとつらいですが、
就職活動を通して自分の職業観を形成していくのだと思えば、気が楽になりませんか?

職業観は刻々と変化していきます。
特に、企業の方と直接的な関わり(説明会や面接等)を持つようになると、
「なるほど、企業とはこんな人たちによって動かされているのか」、
「この人たちとなら一緒に働きたいな」ということが実感できるようになります。
ですから、まずは、先入観を持たずに幅広くエントリーし、
「自分にはどんな企業が向いているのだろう?」ということを、就職活動を行いながら考えるようにしましょう。

仮に活動早期に受けた適性判断での「A業界に向いている」という結果を信じ、
A業界のセミナーにずっと参加し続けた場合、どうなるでしょう?
世の中には数え切れない業種が存在するにも関わらず、
自ら選択肢を極端に狭めてしまうことになるのです。
また、「もうA業界の企業を20社も受けたのにいまいちピンとこない」という状況に陥るのは明らかです。

就職活動は、足を使って行うものです。机に向かって黙々行うものではありません。
“自己分析”の前に、キャリアセンターへ行く、OB・OG訪問を行う等、
生きた情報をどんどん集めていきましょう。

就職活動をするときに自己分析が必要な理由は2つあります。

@企業への「自己PR」のため
ESや面接など就職活動の中で「自己PR」をする場面が必ずあります。
その際、自分自身の強みが何かということを知っていなければ、アピールのしようがありません。
また、長所だけでなく短所を尋ねる質問をされることもあるため、
自分の短所を把握して、どうやって改善していくのかまで答えられるようになっておきましょう。
採用担当者に印象に残る「自己PR」をするために、
自己分析で自分の「強み」「弱み」の把握が大事です。

A入社後のミスマッチをなくすため
就職はゴールではなく、その先の長い社会人生活のスタートです。
そのため、どんな仕事がしたいのか、どんな会社が自分に合っているのかを考えておかないと、
せっかく新入社員として入社したのに、ミスマッチを感じて苦しんだり、すぐ辞めてしまうことになりかねません。
後悔のない就職をするために、自分に合っている職業・企業を考えましょう。

過去・現在・未来の3面から自分を見つめることがポイントです。

【過去】何をしてきたのか、どんな人だったのか?
何時、何処で、誰と、どのような体験をし、何故それが印象に残ったのか?
その体験で、自分の中で何が変わったのか、変わらなかったのか?その体験から得た教訓、法則は?
(好きな科目、クラブ活動、アルバイト、ボランティア等)
⇒強烈な感情体験はその人の人間性や価値観を浮き彫りにし、相手に強い関心を抱かせます。

【現在】何を考えているのか、何ができるのか?就職する目的は?
好きなこと、嫌いなこと、特技、趣味、資格、研究内容は?
企業選択で重視することは?
関心のある時事問題とそれに対する自分の考えは?

【未来】何をしたいのか、どういう自分になっていたいのか?
将来、どのような人間になりたいのか?
5年後、10年後、どんなスキルを身につけ、どんな生活を送っていたいのか?

これらのポイントをさらに4つの方法で分析します。
・自分が分かっていること
・自分が分かっていないこと
・他人に分かっていること
・他人に分かっていないこと

人間は考え方も習慣も時と共に変わりゆく存在です。
ただし、ある時点での自己分析を徹底的にやっておけば
少なくとも面接時には自信を持って質問に答えることができるようになり、
その姿こそが企業からすると魅力的な人物と映ります。

極端な希望、短絡的な発想は避けましょう。

自己分析は一部「自分の望む理想の職場」を考えることに繋がりますが、
希望条件に振り回されるのは失敗の元になります。

さらに、例えば「自分は旅行が好きだから」→「旅行会社」のような分析はかなり危険です。
実際の業界や職種、社風を見ながら、判断しましょう。

また、自己分析を行うことに没頭するあまり、
具体的な行動に移れなくなるのは本末転倒です。
行動しながら見えてくるものも本来多いはずですので、
ある程度「自分」を把握できたら、会社訪問など、行動に移しましょう。

なるべく第三者の目を通して自己分析を行うことです。

第三者の目を通して自己分析を行うことを「他己分析」といいます。
自己認識は重要ですが、必ずしも正しいとは限りません。

もちろん、自分にしかわからない部分はあるでしょう。
しかし、自分にはわからない部分もあるはずです。

自分にはわからない部分を知ることで、
より自分自身について理解を深めることができます。

また、他己分析をしてもらったあと、意見交換をすると
他人も自分も気がついていない部分に気がつくかもしれません。

    

PICK UP

今チェックしたい内容をお伝えします。

詳細はこちら




Favorite

気になる記事、よく見る記事をお気に入り登録して就職活動に役立てましょう。

お気に入り登録した記事を見る