そもそも自己分析とは何かというと「自分がどんな人間であるかを相手に分かりやすく伝える」ために行うものであって、あれこれと自分自身を分析してみることではありません。自己分析に関してはさまざまな本やサイトがあり、そこには「自己分析→適性が分かる→業界・職種の決定」と書かれています。しかし、こういったことに学生の多くが違和感を感じているからこそ「自己分析は苦手、やりたくない、でも自己分析をやらないことには始まらないらしいし・・・」という風に悩むのではないでしょうか。“就職観(職業観)”は誰にでももともと備わっているものではありません。ほとんどの人が就職活動を始める時期になって初めて「働くということ」をリアルに考えるようになるのです。就職活動を始める前に業種や職種を絞らなければと思うとつらいですが、就職活動を通して自分の職業観を形成していくのだと思えば、気が楽になりませんか?職業観は刻々と変化していきます。特に、企業の方と直接的な関わり(説明会や面接等)を持つようになると、「なるほど、企業とはこんな人たちによって動かされているのか」、「この人たちとなら一緒に働きたいな」ということが実感できるようになります。ですから、まずは、先入観を持たずに幅広くエントリーし、「自分にはどんな企業が向いているのだろう?」ということを、就職活動を行いながら考えるようにしましょう。仮に活動早期に受けた適性判断での「A業界に向いている」という結果を信じ、A業界のセミナーにずっと参加し続けた場合、どうなるでしょう?世の中には数え切れない業種が存在するにも関わらず、自ら選択肢を極端に狭めてしまうことになるのです。また、「もうA業界の企業を20社も受けたのにいまいちピンとこない」という状況に陥るのは明らかです。就職活動は、足を使って行うものです。机に向かって黙々行うものではありません。“自己分析”の前に、キャリアセンターへ行く、OB・OG訪問を行う等、生きた情報をどんどん集めていきましょう。
以下の点でメリットがあるといえます。・安定している・給料が良い・福利厚生が充実している・教育研修が充実している・スケールの大きな仕事ができる ・いろいろな価値観を知る機会が多い社会情勢が変わりやすい今日、上記がすべて保証されているという企業はありません。これらのメリットはどれも企業が長年成長し続けるなかで、実現できているものであり、入社後は社員としての努力を求められます。一方、社内での競争が激しく、ドロップアウトしていく人も多いという現実はあります。それでも、その競争の中で自己を大きく成長させたいという人にはやりがいのある職場となるでしょう。
・責任ある仕事を早くから任され、個人の成長スピードが早い→一人ひとりの負担が大きくなりがちですが、その分仕事面での成長も早くなります。・特定分野に留まらずに様々な仕事に携わることができる→幅広い仕事ができるため、働きながら自分の得手不得手などが掴めるでしょう。・大手企業に比べ個人の意見が反映され易い→自身のアイディアを活かして仕事を進められる場面が多くあります。自分が育つだけでなく、会社と一緒に育っていく、というのはやりがいがあるのではないでしょうか。
今後の進路や就職先を決めることは、人生において大きな出来事となります。「家族に話しておいたほうがいいのか」「話さなければならないのか」と迷うこともあると思います。しかし、就職活動を支えてくれる一番の味方は家族だと考えます。また、家族は人生の先輩でもあります。 自分の将来について少し話をしてみるのはいかがでしょうか。家族に話すことで、人に話す練習にもなります。 自分の中だけで解決をせず、誰かに話すということで新しい発見があったり、よいアドバイスをくれたりすることもあります。また、大切な企業からの大切な連絡を素早く共有してもらうためにも、受験先や内定先情報は家族と共有しておくことをおすすめします。地元を離れて大学へ通っている方は、長期休暇等で帰省をして家族と過ごす方も多いと思いますので、ぜひ機会を作ってみましょう。
就職活動において自分が大切にしている価値観のことです。就活軸がなかなか決まらず、悩むという方は、以下を考えてみたり、実際に働いている人に話を聞いてみましょう。・話を聞いて興味を覚えた人の、就職活動当時の「軸」とは何だったのか。・現在働いている中で、「軸」は変化しているのか変わらないのか。・その人から見て、みなさんご自身はどんな「軸」を持っているように写っているのか。様々な業界の、何年、何十年も長く生きている先輩達です。教えてもらうことで、おのずとみなさんの「軸」も定まってきます。就職活動が始まる前に考えてみましょう。
ビジネスマナーとは、仕事をする上で必要となるマナーのことを言います。相手に不快感を与えたり、失礼のないようにし、よい印象を相手に与えるようにすることが基本的な考え方です。ビジネスマナーがきちんとできていると、相手に良い印象を与え、その後のコミュニケーションが円滑になります。学生さんに完璧を求めることはありませんが、普段から、相手を思いやった言動を心がけましょう。企業の担当者の方は「面接」や「試験」だけでなく、普段の何気ない立ち振る舞いや、あいさつ、言葉遣いなどもよく見ているものです。就職活動が始まる前から少し意識して生活してみましょう。家族や友人に気になることを指摘してもらうと良いでしょう。
就職活動の軸は人それぞれです。軸が1つの人もいれば、複数ある人もいます。考えるポイントと例をあげてみます。・自分のこだわりは○○→「英語を活かしたい」 ・将来こんなことに挑戦してみたい→「将来的には海外で働きたい」・○○な会社で働きたい→「チームワークを重視した会社で働きたい」・ある分野に特化したスキルを身につけたい→「SEとしてスキルを身に付けたい」・働く地域は絶対にココ→「地元で働きたい」・こんな人と一緒に働きたい→「ユーモアがある人たちと働きたい」・ここは絶対に譲れない→「土日休みがいい」働くということに対して自分は何を求めているのか、自分は何がしたいのか。これらのことを考えることは、自己分析にもつながります。自分自身を見つめ直し、「就活軸」を見つけてみてください。
就職活動を進めていく中で、業界・企業への理解が深まり、就活軸が変わっていくことは不思議なことではありません。自分の希望に合わせて選考を受ける企業を選びましょう。業界・企業研究をし、併せて自己分析をやり直してください。例えば、選考が進むうちに希望職種が変更になった場合は、新たに希望する職種では、どのような力が必要で、自分のどの部分を活かせるのかを考え、自己PRを書くのがよいでしょう。業界・企業研究と自己分析を繰り返しながら進めることをおすすめします。なぜ、どのように変わったのかを整理しておくと就活軸も固まり、志望動機は説得力のあるものになるでしょう。選考を受ける業界・企業によってESや履歴書に書く内容を工夫しながら進める必要があります。希望が変わったのが選考途中である場合はキャリアセンターなどで相談し、その後の選考に進むか否か判断しましょう。内定辞退が必要となった場合は、早めに企業へ連絡しましょう。
就職活動をするときに自己分析が必要な理由は2つあります。@企業への「自己PR」のためESや面接など就職活動の中で「自己PR」をする場面が必ずあります。その際、自分自身の強みが何かということを知っていなければ、アピールのしようがありません。また、長所だけでなく短所を尋ねる質問をされることもあるため、自分の短所を把握して、どうやって改善していくのかまで答えられるようになっておきましょう。採用担当者に印象に残る「自己PR」をするために、自己分析で自分の「強み」「弱み」の把握が大事です。A入社後のミスマッチをなくすため就職はゴールではなく、その先の長い社会人生活のスタートです。そのため、どんな仕事がしたいのか、どんな会社が自分に合っているのかを考えておかないと、せっかく新入社員として入社したのに、ミスマッチを感じて苦しんだり、すぐ辞めてしまうことになりかねません。後悔のない就職をするために、自分に合っている職業・企業を考えましょう。
エントリーとは、企業に対して「興味がある」ということを伝える行為です。 エントリーからすべてが始まると言っても過言ではありません。 エントリー者のみに選考情報を提供する企業も少なくありませんので、気になる企業には積極的に、 また、できるだけ多くの企業にエントリーしましょう。 ただ、学部学科など、ご自身が採用対象者かどうかの確認だけはしっかり行ってからエントリーするようにしてください。 エントリーの内容については企業によって異なります。ご自身の情報を送るだけのものから、 自己PRなどの簡単な作文を送るものまでさまざまです。 エントリー後の流れは、以下のようになります。 1.就職情報サイト又は企業HPよりエントリー ⇒説明会の案内がメールで送られてくる ⇒会社説明会・選考 2.就職情報サイト又は企業HPよりエントリー ⇒ESが送られてくる(WEB又は郵送にて) ⇒書類選考・会社説明会・選考 といった流れで進みます。 ※アイバックでは、「エントリー」受付開始前は、「チャレンジ・エントリー」というシステムで 企業からのインターンシップ情報などを収集することが可能です。 企業研究や業界研究の一助としてお役立てください。
Uターンとは、出身地に戻って就職すること。Jターンとは、出身地まで戻らず途中の地域で就職すること。Iターンとは、出身地以外の地域に就職すること。具体的に言いますと、北海道出身で仙台の大学に在学の学生が北海道に就職すればUターン、東京に就職すれば Iターン、青森に就職すればJターンとなります。メリット・デメリットは一概には言えませんが明らかなのは、経済的には親元から通うのは一番楽であるということぐらいでしょう。
情報入手はネットをフル活用することにより、それほどハンディを感じることなく活動できます。ポイントは入手より情報活用の方で、ネットや雑誌などの静的情報に加え、コミュニケーションによって生まれる動的情報をどう活用するかが重要です。以下のような情報ネットワークの形成を心がけてください。<情報ネットワークの形成> 1.地元の就職情報サイトに早めに登録し、活用する。 2.高校時代の友人で地元の大学に進学した人と連絡を取り合う。また地元以外の大学へ進学した友人でも同じくUターンを考えている人が居るかもしれないので、連絡を取って情報交換する。3.家族ともUターン就職について話し合い、就職資料はリアルタイムに転送してもらうなどの協力も不可欠。4.地元新聞を購読する(1日遅れで届きます)。5.最後に、より多くの情報を集めるには「ギブアンドテイク」の精神が大切です。もし大学所在地での就職活動とUターンの両立をしていく場合は、3月以降セミナーや選考会が増加してくると、大学所在地と地元とでスケジュールのバッティングという問題が生じます。最終的にはどちらを選ぶかの決断が必要になりますが、当初は月に1回、1週間単位で帰省できるような体制を取れるよう、以下のことに留意してください。<Uターンの就職活動を成功させるために>1.一番のポイントは「ずうずうしいくらい積極的に」ということです。もし日程がバッテイングした場合は、最初から諦めずに「大変勝手なお願いですが、別の日にチャンスをいただけませんでしょうか?」と、誠意を持ってお願いしてみてください。2.3年生までにできるだけ多くの単位を取っておく。また4年生まで残った場合はできるだけ曜日を固めて授業スケジュールを組むようにする。3.先立つものは先立ちます。早いうちから交通費を貯めておきましょう。4.長期間大学所在地を離れる時は、友人に頼んで郵便ポストのチェックをしてもらいましょう。
それぞれ以下のような意味合いがあります。【Uターン就職】進学などで地元を離れ別の地域の学校へ行った学生が就職をする際に地元に戻り就職することをいいます。【Iターン就職】出身地とは違う地域で就職することをいいます。主に都市圏で生まれ育った人が地方に就職することをいいます。どちらの場合も、通う学校がある地域からは離れていることが多いため、就職活動の進め方やスケジュールの調整が大切になってきます。
U・Iターン就職のメリットとして以下のようなことが挙げられます。・都市圏に比べ、生活費が安い・可処分所得が多い※1・地域貢献度が高い・豊かな自然の中で暮らせることが多いUターンの方は以下も当てはまるかもしれません。・家族や古くからの友人と人間関係を育める・実家から通うことができる・住み慣れた地域で生活することができるまた、アウトドアの趣味を持つ方は、休日に気軽に楽しめるといったこともあります。ご自身が今後どのような生活を送りたいのかもふまえ、メリットを考えてみるのもよいでしょう。※1:可処分所得個人の全ての所得(給料やボーナスなど)から、税金や保険料などを差し引いた所得。税金や保険料は地域や世帯によっても異なるため、一般的に地方の方が高いといわれる。
交通費に一番お金がかかるでしょう。「何回ほど就職活動地域へ赴くか」や「どのような交通手段を使うのか」によって大きく変化します。アルバイトをしたり保護者の方に援助を願い出たりなどして、事前にある程度の資金を確保しておきましょう。また、学校で「学生・生徒旅客運賃割引証」(鉄道の学生割引乗車券を買うために必要な証明書)が発行できたり、自治体によってはU・Iターン就職活動の学生のための交通費助成補助金が出る制度があったり、ということもあります。なるべく移動の回数を減らせるように選考の日時を調整してもらうなどして1度の滞在で効率よく選考を受けるとよいでしょう。 その他就職活動にかかるお金については、「Q:就職活動は何にお金がかかる?」にも記載していますのでご確認ください。
基本的には何度も赴くことになるでしょう。しかし、企業によっては各地で選考を開催していることもあります。まずは志望企業の採用フローや選考開催地域を確認しましょう。何社も受ける場合は、1度の滞在で効率よく選考を受けるために学校の講義や他社の選考日程をふまえて選考の日時を調整するとよいでしょう。また、内定後も内定者懇親会や研修などで会社に行かなければならないことも多いです。あらかじめ担当者に今後の予定を聞いておくのもよいでしょう。
U・Iターン先の地域の企業紹介に特化した就職活動サポートサイトを確認しましょう。IBAC Career Webをはじめとする就職活動ナビサイトには、職種型、地域密着型など、それぞれ特徴をもっていることも多く、そうしたサイトでは、そのサイトでしか公開されていない求人情報もあります。積極的に確認してみましょう。また、新卒応援ハローワークは都道府県ごとに設置され、新卒者の就職支援をしています。こちらも活用するとよいでしょう。
下記のような準備をしておくとよいでしょう。・情報収集する媒体のチェック就職活動が本格化する前に、地方の公共団体のサイトや地域密着型の就活ナビサイト(IBAC Career Web など)をチェックしましょう。就職活動が本格化する段階では、U・Iターン就職を積極的に歓迎する企業の合同セミナー(フォーラムなど)に参加するとよいでしょう。・スケジュール管理 U・Iターンは移動が大変なため、1度の滞在で効率よく選考を受ける必要があります。学校の講義や他社の選考日程を常に調整する必要があるため、手帳などを用意し、自分自身のスケジュールを管理する習慣をつけましょう。・交通費の確保U・Iターンでの就職活動では特に交通費がかかります。事前にある程度の資金を確保しておきましょう。また、自治体によってはU・Iターン就職活動の学生のための交通費助成補助金が出る制度もあります。各自治体HP等を確認し、早めに申請をしておくとよいでしょう。
説明会や面接などがある場合は、なるべく前日中にはその地にいるようにしましょう。急な交通機関の乱れが起こる場合もあります。前もって、交通機関の乱れがないか確認し、時間に余裕を持って行動しましょう。また、慣れない地・久々に訪れる地だと思いますので、電車やバスの運行時間、会場までの行き方についても確認しておきましょう。
一般的な時事情報だけでなく、地方の情報を得るようにしましょう。筆記試験では、その地の時事問題や最近起きたニュースについて出題がある場合もあります。一般的な時事問題対策だけでなく、地元のHPや新聞を確認しその地の情報も得るようにしましょう。地方によっては、地域のニュースを配信しているWEBサイトやアプリもあります。離れていても情報を得る方法はありますので、早めに調べておきましょう。
特に理系の方は就職か進学か悩むことが多いでしょう。メリット・デメリットそれぞれをふまえ、ご自身のライフプランを考えながら進路を決めるとよいでしょう。【学部卒で就職】メリット・早いうちからキャリアを積むことができる・院卒の人に比べ幅広い職種で就職ができるデメリット・専門的な内容を深く学ぶ機会を逸してしまう・院卒の人に比べ初任給が低くなることも【大学院へ進学】メリット・より深い知識を身につけることができる・研究職などにも就けるため、海外の企業など就職先の選択肢が広がる・学部卒の人よりは給与が高くなることも・取得できる資格の幅が増える・学内発表、学会発表を通じてプレゼンスキルが向上するデメリット・学費がかかる・企業から送られてくる情報量が学部生の時より減る・専門職以外への就職が難しくなることもある・就職環境が変わる(現在は売り手市場だが買い手市場になる可能性もある)
練習しておいて無駄になることはありません。練習することで自信にもつながるため、やっておくとよいでしょう。もちろん、面接で聞かれることは企業によって異なります。質問に対する答えを覚えるために練習するのではなく、「場の雰囲気・受け答えに慣れるため」や「敬語・マナーを身に付けるため」ということを目的に練習しておきましょう。マナーなどは本やインターネットで知識を得ることも大切ですが、実際に身体を動かして慣れておくことの方が大切です。文字を頭に入れるだけでは、実際に行動する際にぎこちない動きになってしまいます。
短期インターンシップに比べ、実践に近い内容を企業の方から学ぶことができるため、参加するインターンシップの業界・業種について、より詳しく知ることができます。インターンシップを通して得た情報は 文字情報でなく、あなた自身が感じた「生きた」情報となります。それが業界・企業研究に深みを持たせたり就職する企業とのミスマッチを防いだりすることにつながります。また、社会人と接する時間も長くなるため、メールの出し方などのビジネスマナーや、報告・連絡・相談のタイミング、コミュニケーションのとり方など、社会人に必要な力を身につけることができます。
参加するインターンシップの数を増やして、多くの企業を見ることができます。そのため業界・企業研究を数多く、そして幅広くこなせます。また、採用担当者がインターンシップを運営しているケースも多く、就職活動に関する質問などもしやすいでしょう。数多くの企業を見れば見るほど、自分がどんな価値観を大切にしているのか、何を就職活動の軸とすべきかが見えてきます。
就職活動が本格化する前年の長期休みを利用しましょう。以下に参加する時期の例を挙げます。参考にしてみてください。(例)・短期大学に通い、2年生で就職活動をする方→インターンシップへの参加は1年生の夏休みまたは冬・春休み・4年制大学に通い、学部4年生で就職活動をする方→インターンシップへの参加は学部3年生の夏休みまたは冬・春休み・大学院に進学し、修士2年生で就職活動をする方→インターンシップへの参加は修士1年生の夏休みまたは冬・春休み
社会人となる前に多くの企業を見て体験できる、またとない機会のためです。参加する企業の業界研究や職種研究を深められるとともに、社会人と接したり、実際に仕事を体験したりすることで自分はどう働きたいのかという「就活軸」を決めるヒントになります。多くの企業を見れば見るほど入社後のミスマッチのリスクを減らすことになるでしょう。また、参加するにあたり、マナーや敬語などへの関心も持てると実際に就職活動をする際にも役立つでしょう。就職活動のためだけでなく、社会人になってからも企業を知っていることで役立つことがあります。
過去・現在・未来の3面から自分を見つめることがポイントです。【過去】何をしてきたのか、どんな人だったのか?何時、何処で、誰と、どのような体験をし、何故それが印象に残ったのか?その体験で、自分の中で何が変わったのか、変わらなかったのか?その体験から得た教訓、法則は?(好きな科目、クラブ活動、アルバイト、ボランティア等)⇒強烈な感情体験はその人の人間性や価値観を浮き彫りにし、相手に強い関心を抱かせます。【現在】何を考えているのか、何ができるのか?就職する目的は?好きなこと、嫌いなこと、特技、趣味、資格、研究内容は?企業選択で重視することは?関心のある時事問題とそれに対する自分の考えは?【未来】何をしたいのか、どういう自分になっていたいのか?将来、どのような人間になりたいのか?5年後、10年後、どんなスキルを身につけ、どんな生活を送っていたいのか?これらのポイントをさらに4つの見方で分析します。1.自分にも他人にも分かっている自分2.自分は分かっているが、他人には分かっていない自分3.自分は分かっていないが、他人には分かっている自分4.自分も他人も分かっていない自分他人とのコミュニケーションによって、3の自分に気づくことが大事です。人間は考え方も習慣も時と共に変わりゆく存在です。ただし、ある時点での自己分析を徹底的にやっておけば少なくとも面接時には自信を持って質問に答えることができるようになり、その姿こそが企業からすると魅力的な人物と映ります。
学生さんの就職活動をバックアップする情報サイトです。そのサイトに登録している企業の情報が検索できたり、そこからエントリーや会社説明会の予約ができたり、就職活動に役立つ情報を掲載していたり、といった機能・サービスがあり、会員登録をすることにより無料でそのサービスを受けられます。インターネットを使っての就職活動が主流となっている現在では、「新卒採用の窓口はネット一本に絞っている」という企業も増えています。就職活動において、就職情報サイトへの登録とこまめなチェックは“基本中の基本”といえるでしょう。就職活動は情報戦ですので、気になる企業・興味がある業界を早期から意識して探すことが大切です。また、インターンシップの申し込みを就職情報サイトで受け付けている企業も多くあります。早めに登録をし、就職活動準備の第一歩として、就職情報サイトを活用していきましょう!
就職活動生が情報交換をするサイトが多数あります。 このようなサイトは、使い方によっては自分の就職活動にもプラスになるでしょう。就職活動を進めている中で気になってくるのは、他の学生さんの動きです。友人やサークルの仲間が今どこまで選考が進んでいるのか、いくつ内定を持っているのか気になります。他の学生さんがどのように就職活動を進めているのかを知ることは、よい刺激になり、自分の就職活動のやる気につなげられますし、 他の方の活動状況を自分の就職活動の参考にするのもよいです。一方で、そのようなサイトに書き込まれている企業の評判を鵜のみにするのはNGです。自分にとっての企業の良し悪しや、自分に合っている企業かどうかは、他人の尺度でははかれません。自分の目で実際にその企業を見て判断しましょう。うまく情報を集めて自分の就職活動を充実させましょう。
正確かどうか、建前でないかなど、適切な判断が必要になります。インターネットで検索をすると、就職活動に関する記事がたくさんヒットします。記事によっては、本当のことか疑わしいと感じるものもあります。また、書き込んだ人には当てはまったことが、今の自分にも当てはまるとは限りません。信用してよいか不安に感じる内容であれば、キャリアセンターや先輩などに相談しましょう。さらに、サイトの中には、あいづちの回数や視線の合わせ方など、細かい記載があるものも数多くありますが、マナーに気をとられすぎると、本来の自分の良さを出すことができないこともあるので、注意しましょう。
就職活動では筆記試験を受けなければならない場合があります。ペーパーテストだけでなく、インターネット経由で受験する「Webテスト」もあります。受験前にどの形式で実施されるか確認し、試験対策をするようにしましょう。
極端な希望、短絡的な発想は避けましょう。自己分析は一部「自分の望む理想の職場」を考えることに繋がりますが、希望条件に振り回されるのは失敗の元になります。さらに、例えば「自分は旅行が好きだから」→「旅行会社」のような分析はかなり危険です。実際の業界や職種、社風を見ながら、判断しましょう。また、自己分析を行うことに没頭するあまり、具体的な行動に移れなくなるのは本末転倒です。行動しながら見えてくるものも本来多いはずですので、ある程度「自分」を把握できたら、会社訪問など、行動に移しましょう。
筆記試験対策開始時期は早いにこしたことはありません。今から始めましょう。どの形式のテスト対策が必要なのかは、企業HPの採用選考フローなどで、実施テストを確認しましょう。就職活動の筆記試験対策に力を入れている学校もあります。筆記試験対策講座や模試の開催などを行っていないか、キャリアセンターなどで確認してみましょう。また、友人と問題を出し合い試験勉強のモチベーションを維持するなどもおすすめします。毎日5分でもよいので、テキストを開く習慣をつけましょう。
筆記試験や面接、グループディスカッションでは、時事問題、最近話題となっていることについて問われることがあります。新聞やニュースサイトには目を通すようにしましょう。また、受ける企業に関連した分野については、特に確認しておく必要があります。例)電力会社→環境問題について下記の例のような習慣を取り入れて、少しずつ慣れていきましょう。--------------------------------------------●ニュースに触れる習慣● ・ニュースの「経済」「政治」欄をチェックする・新聞で興味のある分野・業界の記事を見つけたら切り取り、ファイリングする●ニュースの内容について考える習慣●・ニュースの情報を「誰が、いつ、どこで、何を、どうして」など、項目ごとに沿って整理する・ニュースを読んで「なぜだろう?」と疑問に思ったことを調べる・友達や目上の方と時事問題について話し、自分の考えを発信する--------------------------------------------
なるべく第三者の目を通して自己分析を行うことです。第三者の目を通して自己分析を行うことを「他己分析」といいます。自己認識は重要ですが、必ずしも正しいとは限りません。もちろん、自分にしかわからない部分はあるでしょう。しかし、自分にはわからない部分もあるはずです。自分にはわからない部分を知ることで、より自分自身について理解を深めることができます。また、他己分析をしてもらったあと、意見交換をすると他人も自分も気がついていない部分に気がつくかもしれません。
大学のキャリアセンターやジョブカフェなどでできることが多いです。大学によっては面接練習を受け付けていなかったり、予約がいっぱいで練習できないといったこともあるでしょう。そのような場合は就職活動生同士、面接官役と学生役とに分かれて練習を行うことをおすすめします。学生役で話すことに慣れるだけでなく、面接官役になることで気づくこともあるでしょう。お互いに気が付いたことを共有し、改善していくことで上達していきます。また、アイバックでも面接のコツをお伝えするイベントを開催予定です。IBAC Career Web で適宜イベント情報をチェックしましょう。
練習の際には、下記のポイントをチェックしましょう。・声の大きさは小さくなりすぎていないか・トーンは低くなりすぎていないか・話すスピードは早すぎないか・社屋に入った際の服装に乱れはないか、マナーはできているか・話す内容は、履歴書・ESと一貫性のある内容か・顔を上げて、相手を見て話せているか・印象は明るく、さわやかか面接では第一印象がとても大切です。「メラビアンの法則」はご存知でしょうか。この法則では、第一印象を決める情報の割合が以下のようになるとされています。・視覚情報…55%・聴覚情報…38%・言語情報…7%まずは、よい第一印象を与えられるように身だしなみを整え、笑顔で話すことを意識しましょう。そして適切な声のトーンや大きさで話す練習を重ね、自分の思いをうまく伝えられるよう目指しましょう。
人生プランとは、仕事上の目標だけでなく、 車や家の購入、結婚や出産・育児といったライフイベントも含めて 自分がどのような人生を送るかの計画のことです。 人生プランを立てることは、 「いつ」「なにをするか」を具体的にイメージし、計画することになります。 また、自分自身を見つめ直したり 自分の生活を振り返ったりすることにもなります。 自分自身を見つめ直すことで、今後の人生で何を大切にして過ごしていきたいか、 自分にとっての幸せとは何かを改めて知ることができます。 人生プランを立てる5つのステップを紹介します。 1.過去・現在の自分を見つめ、興味・関心や自分の適性・能力を知る 2.生き方や働き方を知る 3.人生の節目節目での目標を設定する 4.目標実現のために必要なことは何かを知る 5.実際に人生プランを書き出してみる 目標は「入社3年目には新車を購入する」や 「子供は3人もうける」などといったことでも構いません。 人生プランを立てるには自分自身を知るだけでなく、 企業の仕事内容や社会人生活を知ることも不可欠です。 人生プランを立てると同時に、企業研究などを進めていきましょう。 その情報を活かし、就職活動を進めていくことをおすすめします。 また、立てた人生プランは長期的な計画のため、 定期的に見直して軌道修正していくことも必要になります。 自分の人生を有意義にするためにも 見直しを定期的に行っていきましょう。
1日数社ずつと目標を決めて、いろんな企業の情報を眺めてみましょう。実際に業界研究を行うポイントの一例として、”業界(業種)”で選ぶのではなく“職種”で選ぶことを優先させてみる考え方をご紹介します。営業職や事務職といった職種ベースで就職を考え、同じ事務職といっても、製造業と流通業ではどのような違いがあるのだろうか、同じ流通業といっても、車関係と食品関係ではどのような違いがあるのだろうか、といった視点で少しずつ他にも目を向けていくことで、より業種についての理解が深まることでしょう。次に、同業種同職種であっても企業スケールや地域性による違いはないか研究してみましょう。採用する企業の側でも、「企業への志望度」をはかるために、業界や職種への理解度をみているということを念頭に進めましょう。
情報を集めるためのツールの特性を理解し、使いこなしましょう。就職活動情報誌やインターネットに掲載されている情報などをチェックしましょう。そうすることで、企業がどのような情報を公開しているのかを知ることができます。実際はどのような企業なのか自分の目で確かめてみましょう。次に、活字媒体の情報をチェックしましょう。実際の企業について確かめるためには、合同企業説明会や会社訪問などに参加し、企業と接触することをおすすめします。直接、その企業で働く人と接触することで、その企業の考え方や社の雰囲気を肌で感じることができます。企業としての「考え方」や働く人達に共感できる企業を選びましょう。活字媒体の情報と企業と直接接触した印象が異なることもありますので、企業研究ではなるべく企業と直接接触することをおすすめします。
就職活動で使用するメールアドレスはこれ、といった決まりはありませんが、就職活動用にメールアドレスを用意することをおすすめします。IBAC Career Web やその他の就職情報ナビサイトの登録や企業とのやり取りをするときなど 1つのメールアドレスにしておくと管理がしやすくなります。また、@以前のアドレスに使われている文字も見られています。見られているということを意識した設定にしましょう。就職情報ナビサイトからの連絡だけでなく、企業からもインターンシップや選考の開催告知など、メールでの連絡が多くあります。毎日時間を決めるなど、メールをチェックする習慣をつけましょう。
職業・職務の種類のことを「職種」と言います。主な職種は下記の通りです。<つくる人>営業企画、経営企画、研究・開発、技術、生産・製造、SE・プログラマー<売る人>営業、販売、接客サービス、広報<管理する人>総務、人事、財務・経理、法務、マーケティング、経営管理、教育、設備管理、福利厚生、事務<その他>ファンドマネージャー、コンサルタント、バイヤー、スーパーバイザーこれらの他にもさまざまな職種があります。今興味がないものでも、積極的に調べてみましょう。職種を調べることで、自分は何に向いているのか、何がしたいのか見えてきます。
主にかかるお金は就職活動準備品・交通費・宿泊費です。(1)就職活動準備品・スーツやカバン、時計など身に付けるものこれは一度購入すると長く使えるので、就職活動前に準備しておきましょう。・履歴書、封筒、証明写真、提出書類こちらは何十枚も必要となります。学校指定のもがあればまとめて購入しておくとよいでしょう。また健康診断書、成績証明書など学校によってはお金がかかります。(2)交通費・宿泊費・交通費一回にかかるお金が大きいため、何往復もしなくていいようにうまくスケジュールを立てましょう。企業によってはスケジュールに融通をきかせてくれるところもありますし、数は少ないですが、中には会社説明会の時から交通費を出してくれる場合もあります。(一般的には、内定後の集いから交通費を出す、というところが多いです)・宿泊費必要最低限の出費で済むようにしましょう。早めの予約がおすすめです。
就職活動を行う地域によって異なります。就職活動を行う地域は、大きく以下の2つに分けられます。@現在の居住地域と就職活動地域が同一または近隣地域・電車移動:1,000円〜2,000円/日・車移動:3,000円〜4,000円/月AUIJターンのため、現在の居住地域と就職活動地域が離れている・新幹線往復:10,000円〜30,000円/回・現地での移動:電車1,000円〜2,000円/日Aの方は@の方に比べ移動費がかかるだけでなく、宿泊費が発生する場合もあります。長期のインターンシップに参加する場合などは、宿泊が必要になるため、事前に費用の用意が必要になるでしょう。資金支援があるインターンシップや会社訪問会などもあるので、開催情報を調べるとよいでしょう。
2〜3着あるとよいでしょう。就職活動が本格的な時期になると、毎日のようにスーツを着るかもしれません。それまでに複数、用意しておきましょう。夏場はよく汗をかきますので、ウォッシャブルスーツも便利です。また、ワイシャツやネクタイ、ストッキングなども複数用意しておくとよいでしょう。アイロンがけの必要がない、形状記憶ブラウスなどがおすすめです。女性の場合は特にストッキングは消耗品です。多めに用意し、スペアを持ち歩く習慣をつけておくと安心です。
今までの視点より範囲を広げて企業を探してみましょう。どうしたらよいかわからない場合は、今の就活軸としているものが、他の視点から見た時にも当てはまるかどうか考えてみましょう。・業種・職種・勤務地・会社の規模(従業員数)・教育体制・親やキャリアセンターの方のアドバイス上記の内で、今後の企業選択の際に、三点または少なくとも二点を大きく変えれば、今まで企業を探していた条件と変わってくることになります。そうするとこれまでとは全く異なった企業と接点が持てるはずです。ただし、企業と会わないことには始まらないので学内外の合同企業説明会やアイバックのフォーラムなどで積極的にお話を聞きましょう。場合によっては、直接メールや電話で会社訪問を申し込んでみましょう。
これらは職種分類の仕方の一つですが、下記で詳しく説明します。・「総合職」将来的に責任の重い仕事を担うことを前提とした就労区分です。ビジネスの第一線で活躍することを求められます。日本の大手企業に「事務系総合職社員」として入社した場合、職務内容や配属先については入社後に決定されるケースが多いです。配属先が変わることに伴い、職務内容も営業職、総務職、企画職などさまざまな職務を経験しながらスキルアップしていきます。全国に支社・支店等を持つ企業の場合、3〜5年に一度のサイクルで転勤があることも多いのが特徴のひとつです。※上述した「総合職」社員のキャリアアップのフローは日本独自のものであり、海外の企業においては、新卒入社の社員に対しても「どの分野(=職務内容)でキャリアアップしたいと考えているのか」を重視するのが一般的です。外資系の企業への就職を考える場合は、その違いを押さえておきましょう。・「一般職」従事する職務は限定的で、総合職社員のサポート的な仕事や事務処理、書類作成等を行うことが多く、待遇や昇進の条件についても総合職とは異なります。一般的には転勤を伴わない業務を行います。
「就職浪人」というと、世間的に下記のイメージがあるかと思います。・就職活動の経験が1年多い分、就職活動の流れや勝手が分かっていて、次年度に就職活動を初めてスタートする学年(以下、「現役学生」)よりも有利なのではないか。・今からESの内容を練り直したり、面接対策を時間をかけて行ったりできるため、よりレベルの高いESや面接での返答ができるのではないか。しかし、正直に言いますと「就職浪人」は、「現役学生」に比べ、企業からの印象は悪くなってしまいます。選考では、当然「なぜ浪人をしたのか」を問われますし、よほど説得力のある内容でない限りは、企業の反応も良くないでしょう。仮に、内定枠1人のところに、その企業への適性度合が同程度の「現役学生」と「就職浪人」が最終選考まで2人残った場合、企業が選ぶのは「現役学生」です。また、就職活動を取り巻く状況はその年その年で変化しており、必ずしも昨年と全く同じスケジュールや同じ条件で活動ができるとは限りません。「就職浪人」は「現役学生」と同じ土俵に立っているわけではなく、ハンデを背負って就職活動をしているようなものだと理解しておくのがよいでしょう。可能な限り「就職浪人」という選択は避け、最後まで今年度の内定獲得にこだわり、活動を続けてほしい、というのが私たちの思いです。
就職活動では色々な場面でさまざまな情報を収集する必要があるため、就職活動用ノートを用意することをおすすめします。企業について調べた情報や、どの部分に魅力を感じたのか、自分の強みをどのように活かすかなど、感じたこともメモするとよいでしょう。それは志望動機をまとめる時の心強い味方にもなってくれます。複数の就職情報ナビサイトを利用する場合は、どのサイトからエントリーしたのかなど記入しておくと選考が進んでもスムーズに連絡を取ったりできます。面接内容なども記載すると振り返りがしやすいです。就職活動用のノートは持ち歩き、いつ企業から連絡が来てもよいように備えましょう。また、スマートフォンのメモ機能にメモをしても構いませんが、合同企業説明会などではノートや資料にメモをするのが基本であるということを念頭に置いてください。情報は1つにまとめておくほうがよいため、自分の管理しやすい方法を1つ見つけましょう。
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