外からではなかなかわからない企業の内部(職場の雰囲気等)や、人事の人には聞きづらいこと(給与や休日等)を、同じ大学の先輩なら比較的聞きやすいだろうということで行われているものです。したがって、時期的には活動が本格化する前に行い、その企業を受験するか否かの参考にします。できるだけ早くキャリアセンターを訪れ、どのようなOB・OG訪問の可能性があるかを確認してみましょう。
OB・OG訪問には以下の3つのパターンがあります。1.キャリアセンターで把握しているOB・OGリストに基づいて面談を打診するケース。これが主流です。2.SNSを利用して面談を打診するケース。近年増えつつあります。3.直接企業に電話し、大学名を名乗ったあと、企業研究の一環としてぜひOB・OGへの訪問をお願いしたい、と依頼するケース。※この場合、単なるOB・OGではなく、リクルーターという採用担当者と会う可能性もあります。いずれの場合も、最低限の企業研究をしてから、打診をするようにしましょう。
1.入社動機、入社することを決意したエピソード2.入社してから現在までの仕事内容3.ここ1週間のスケジュール(仕事、プライベートも含めて) ただし、あまり根掘り葉掘り聞かないように4.成功談、失敗談5.この会社に入ってよかったと思った瞬間、また、大変だなと思うこと6.社内の雰囲気(人間関係)7.どんな人に向いている会社(職場)だと思うか 相手によっては、ズバリ私はどう?と聞く手もあり8.残業時間や休暇の消化状況 この質問はタイミングを見計らってしましょう。
1.日程や場所はOB・OGの都合を優先しましょう。喫茶店等、気楽な雰囲気のところで会うケースと会社訪問するケースと半々ぐらいです。2.外で会うときは、同業他社も含め、むやみに企業名を話さないように気をつけてください。3.長々と話さないようにしましょう。平日の場合は仕事中になりますので、長くても2時間程度で切り上げるのがよいです。4.服装については通常リクルートスーツですが、会う前にOB・OGに確認してください。5.最低限の下調べはしておきましょう。ただし、丸暗記する必要はありません。ホームページや当サイトの企業プロフィールをプリントアウトし、それを見ながら質問しても構いません。6.質問項目は事前にまとめておくとよいでしょう。資料に書いてあることは質問しないようにしましょう。7.OB・OGが採用担当者の可能性もあるので履歴書を持参しましょう。8.訪問後、必ずお礼状(メールでも構いません)を出しましょう。中身より「即」が大切です。
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