頑張って使ってみることが習得への近道です。 習得のポイントは以下の3つです。 1.敬語の種類をおさえる 2.相手を敬う気持ちを持つ 3.失敗しても慣れるまで使う 敬語の種類について確認しましょう。 下記のように大きく3種類に分けられます。 ------------------------------------------------ 尊敬語: 目上の人、聞き手の動作や状況について話す場合に使います。 相手を高めることで敬意を表します。 謙譲語: 自分、身内の動作や状況について話す場合に使います。 自分側がへりくだって話すことによって敬意を表します。 丁寧語: 言葉の身なりを整える言葉です。「です」「ます」がこれにあたります。 ------------------------------------------------ これらを状況によって使い分けることが、上手に敬語を使う上で重要となります。 状況に応じた言葉遣いができるよう、普段から意識してください。 また、具体的な敬語の例については、「知っておくべき敬語はどのようなものがあるのか?」も確認してみてください。
ビジネスマナーとは、仕事をする上で必要となるマナーのことを言います。 相手に不快感を与えたり、失礼のないようにし、 よい印象を相手に与えるようにすることが基本的な考え方です。 ビジネスマナーがきちんとできていると、相手に良い印象を与え、 その後のコミュニケーションが円滑になります。 企業の担当者の方は「面接」や「試験」だけでなく、 普段の何気ない立ち振る舞いや、あいさつ、言葉遣いなどもよく見ているものです。 もちろん、ちょっとしたビジネスマナーのミスが合否に直結するわけではないので、 完璧なビジネスマナーを意識しすぎて必要以上に緊張することはありませんが、 普段から相手を思いやった言動を心がけましょう。 就職活動が始まる前から少し意識して生活してみましょう。 家族や友人に気になることを指摘してもらうとよいでしょう。
以下に知っておくとよい敬語を紹介します。 紹介しているもの以外にも敬語はあるので、勉強することをおすすめします。 ・いる →いらっしゃる、おいでになる(尊敬語) 「人事ご担当の方はいらっしゃいますか?」 →おる(謙譲語) 「7時までは大学内におります」 ・行く(訪ねる)、来る →いらっしゃる、おいでになる、お越しになる(尊敬語) 「こちらへは何時においでになりますか?」 →参る、上がる、うかがう(謙譲語) 「私がそちらへうかがいます」 「2時までに、御社に参ります」 ・言う →おっしゃる(尊敬) 「教授がおっしゃいました」 →申し上げる(謙譲) 「先ほど申し上げた通りです」 ・知る →ご存知です(尊敬) 「既にご存知かと思いますが…」 →存じる、存じ上げる(謙譲) 「そのように存じております」 ・聞く →お耳に入る(尊敬) 「既にお耳に入っていることと存じますが…」 →うかがう、承る、拝聴する(謙譲) 「もう一度うかがってもよろしいですか?」 ・食べる、飲む →あがる、召し上がる(尊敬) 「先にお召し上がりください」 →いただく、ちょうだいする(謙譲) 「ありがたくちょうだいします」
お気に入り登録した記事を見る