就活FAQ>就職環境を理解する

毎年変化する新卒採用環境とその中でできること

大学1、2年生時の今できることは何か?
企業が求める基本的な能力はどうやって身に付けることができるのか?
状況に振り回されることなく、物理的にも精神的にも豊かになるにはどうしたら良いか?

この「お役立ち情報」コーナーではそのヒントを多数掲載しています。
少しずつ読み進め、実践してみてください。

若者の働く意識 −早期離職者が多い現状を考える−

近年、「キャリアアップ」や、「自分のやりたいことではなかった」といった理由で、
会社を早期離職する若い世代が目立つようになりました。

早期離職の原因は大きくふたつに分けられます。

(1)自分の考えと企業の考えにミスマッチがあったまま就職してしまった
(2)「もうひと踏ん張り」頑張れば成長できるタイミングで堪えることができず離職する

(1)については、就職活動を通して自分自身の価値観・職業観を向上させることで
防ぐことができます。
考えがあやふやなまま何となく就職活動を続けることのないように、
夢や目標を定期的に確認し、毎日の生活においては淡々と努力を積み上げていきましょう。

(2)については、他者との交わりの中で支えあって成長していく、
という視点が欠けていることが原因と考えられます。
仕事には大きなやりがいがある反面、苦しいことやうまくいかないこともあるものです。
その時、自分を支えてくれる上司、先輩、同僚の存在に気付かず、
「現状のつらさから逃れるには会社を辞めるしかない」といった思考に陥る方が多く、
「もうひと踏ん張り」すれば成長することができるかもしれません。

格差の時代。どこに行っても通用する人材になる

現代は、「格差の時代」と呼ばれています。

これまで先進国の企業は、安い人件費、豊富な労働力を求めて新興諸国に拠点をシフトしてきましたが、
現在は、有能な人材を求めて海外に出て行く(又は自国の企業で外国人を積極的に採用する)
動きが顕著となってきました。
この変化はさらに加速していき、実生活においてもその影響が見てとれるようになるでしょう。

豊かさも格差も努力によってもたらされる現代。
就職活動のためだけではなく、時代を生き抜くためにも、毎日地道な努力を重ねていきましょう。