みなさんは「働く」ことに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
            
            責任、やりがい、生きがい・・・
            といったプラスのイメージもあれば、
            プレッシャー、自由時間の減少、厳しい競争・・・
            といった学生生活にはない
            苦労をするイメージを持つ方もいるでしょう。
            
            大学を卒業後、自立した社会人として生活していくためには、
            働いてお金を稼がなければなりません。
            
            しかし、働くことを生活のための金銭を得ることだけに結びつけるのと、
            ご自身の人生の生きがい、やりがいのひとつと捉えるのでは、
            人生の豊かさ楽しさに大きな違いが出来てくるでしょう。
            ここで、社会人の1日をイメージしてみましょう。
            
            ・睡眠:6〜8時間
            ・仕事:10時間
              -実働:8時間
              -就業前の準備や就業後のタスク・スケジュール整理:1時間
              -休み時間:1時間
            ・通勤退勤時間(往復):1〜2時間
            ・食事、入浴、身支度:2時間
            
            上記のとおり、社会人になると、仕事に関連する時間が生活の大部分を占めるようになり、
            1日の中で自分で時間を完全にコントロールできる時間は2〜3時間程度。
            仕事が長引いたり、
            家庭での家事・雑事も行えば、更にその時間は短くなります。
            
            充実した人生を送りたいと誰しも願うもの。
            
            その充実感や楽しさを、ほんのわずかな自由時間に求めるということもひとつですが、
            1日の大半を占める仕事にやりがいを感じ、苦しさや悔しさも味わい、人間として成長をしていく。
            働くことで社会に貢献する、他者の役に立つ。
            
            前途有望な皆さんには、
            働くことをそういったチャンスを得る最高の場と捉え、
            精神的・物理的、両方の豊かさを手に入れることを目指して頂きたいと思います。